眞田拓海
レーシングドライバー
プロフィール
1996年3月31日生まれ 横浜市出身
デビュー1年目でVITAで富士チャンピオンレースに参戦。
2レース目で表彰台へ上りシリーズ3位を獲得。
レース2年目には、初の鈴鹿サーキットをVITAにて参戦、初レースで優勝。
2020年スーパー耐久 ST-Zクラス チーム・サントメプリンシベwithStudieからBMW M4GT4で参戦。
TVCについての感想
自分はTVCでのトレーニングを始めてからたったの1年目でVITAで富士チャンピオンレースに参戦、2レース目で表彰台へ上りシリーズ3位を獲得しました。レース2年目には、初の鈴鹿サーキットをVITAにて参戦、なんと初レースで優勝。
そして3年目にはスーパー耐久にてM4GT4をドライブし、砂子塾長を超えるタイムを出す事ができました。実車トレーニング未経験の自分がたったの1年で表彰台へ上り、2年目には優勝、そして3年目にスーパー耐久に参戦するという結果を残すことが出来たのはまぎれもなく実車に限りなく近いシミュレーターでトレーニングをした結果でした。
20歳になるまでサーキットでのスポーツ走行、カートでの練習も全くしたことがありませんでした。
「レーサーになりたい」という自分の夢が本当に叶うとは思ってもいなかったかです。
そんな時、憧れていたレーシングドライバーのレッスンを受けられるということで、初めて東京バーチャルサーキットへ行くことになりました。
その時に感じた普段のドライブで感じる運転や車の楽しさとは全く違う刺激を忘れることができず、週に1、2回のトレーニングを気付けば半年ほど続けました。この半年の間には、砂子塾でのオーバーステア特訓もしていましたが、実車でのサーキット走行は全くしていませんでした。本当にTVCでのシミュレータートレーニングのみだったのです。
その後、リアルでのサーキット走行をする機会があり、今でもその時を思い出すと手に汗が滲みますが、本当に緊張しながらのコースインでした。
この初の走行の時に「実車になるとバーチャルとどう違うのかを見極めなくては」と考えて居ました。誰だって最初は思うはずです。実車は違うんだと。
しかし、実際に走り始めてまず感じたことは、「TVCとやることは全く変わらないんだ、」という事でした。
TVCで使用しているシミュレーターのステアリングフィールが限りなく実車に近く、また、シミュレーターにプラスしてGフォースを感じることが出来たため、体のセンサーに伝わってくる情報量も多く、初のサーキット走行であることを忘れてしまうくらい、いつもTVCで練習しているように走行する事ができました。
そして、TVCでいつも意識している「記憶・解析・フィードバック」を、リアルでも考えながら走行することで、面白いほど1周ずつタイムアップをしていくこと出来ました。
サーキットデビュー後は、TVCで様々なコース、様々なマシンで練習をし、いかに早くそのマシンの特性を掴み取りタイムを出すか、ということを意識しながらトレーニングを続けました。今ではリアルでどんなマシンに乗っても、「やることはいつも同じだ」という考えに行き着きます。
テスト前に勉強したところがテストに出たとき盛り上がる気持ちと一緒でいつもこう思うのです。
「あぁ!ここ知ってる、ここの走り方も知ってる!」
自分がレーサーになる事を夢だと考えていたのは、車を買うお金がない。実車で走り続けるだけのお金が無い。ツテもなく誰に聞けばいいのか分からない。そんな出来ない環境ばかりを並べていたからだと今は思います。そんな自分が、たったの3年でBMWのマークを胸にレースをすることができるようになりました。
夢の達成はまだまだ先ですが、その夢を描けるのもTVCや周りの方の支援があってからこそです。
ほんとうに感謝しかありません。
四倉 悠聖
レーシングドライバー
プロフィール
2000年11月13日生まれ 北海道 札幌市出身
2019年北海道クラブマンカップレースでレースデビュー。
2019年北海道クラブマンカップレース最終戦 2位。
TVCについての感想
私は 2019 年北海道クラブマンカップレースでレースデビューをしました。
幼少期から自動車が大好きで、小学生になる頃には、 「プロのレーシングドライバーになってレースで優勝する。」 という夢をもっていましたが、モータースポーツとは無縁だった私は、 高校生になり出会った先輩のお誘いで十勝スピードウェイに レースのお手伝いで通うようになり、レースデビューをすることができまし た。 今はたくさんのご縁のおかげで、北海道から本州のサーキットに通い、スーパ ーFJ の練習をしています。
しかし 2020 年は、資金的・世界情勢的に思うように本州のサーキットに通う ことができない状況でした。その状況の中、2020 年 10 月に北海道にオープンした TVC 札幌店様に通うよ うになりました。初めて体験したときは、今までやってきたゲームとは違い、 ステアリング、ペダル、シートから伝わる感覚がとてもリアルで、 最も驚いたことが、「実車とシミュレーターで苦手なポイントが全く同じだっ た」ことです。 シミュレーターでの練習が実車に生きると確信した私は、その後も通い続け、 サーキットでの練習と TVC 札幌店様での練習を組み合わせていきました。
TVC 札幌店様で苦手なポイントを何度も練習、解析を繰り返し、 いざ実車で走ると、苦手なポイントを克服できているのです。
タイムとしても成果が表れ、実車での練習の度毎回必ずタイムアップしています。
今、ステップアップを目指していくことができるのは、TVC 札幌店様、レース 活動にあたりご支援してくださる方々のおかげです。
本当にありがとうございます。
今後もシミュレーターと実車を組み合わせた効率の良い練習で、レース活動で良い結果を残していくことができるよう精一杯努力致します。